季節の移り変わりを感じた日

段々と涼しくなってきた。
少し前まで汗ばむ肌を気持ちよく風が滑っていたのに、最近は朝と夜は長そでを着ていても風に吹かれると肌寒い。
稽古中も汗で道着が張り付かなくなってきた。
近いうちに、氷のように冷たい板間で稽古をする季節(とき)がくると考えると、毎日下がっていく気温に恐怖を感じる。
今日は面白い日だった。
普段会わない友人や同僚に複数人遭遇した。
そして、もう真っ暗になった街中の帰り道で、どこからか金木犀の香りがフッと鼻をかすめた。
すると、高校の通学路を思い出した。
そこにもかつて、どこかの家の庭の金木犀がどこからともなく香ってきていた。
懐かしいという気持ちと一緒に、ちょっと得した気分になった。
現代はカレンダーの日付と体感気温で季節を分けていて、しかも春夏秋冬の四つしかない。
自分の体感ではもう少し多く区切ってもいいような気がしている。
それこそ二十四節気ぐらいあっても現代でも全然使えると思う。
花の開花や風の向きや鳥の声やら。
それほど詳しいわけではないけれども、カレンダーを眺めているだけではわからない季節の節目を見つけるとちょっと楽しい。
特に自分の好きな花のにおいを見つけたときなんかは。

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